地震予報データの読み方
1.はじめに
アキラ・メソドによる地震発生予測法は、科学的根拠に基ずいて算出した
地震発生予想ランク値(以後ランク値)から地震発生の“時期”、“場所”、
“大きさ”を決定します。
2.地震予報発信のタイミング
これまでの経験観測から、ランク値の大きさによって、おおよそ次ぎの様
な事がわかりました。
ランク値
0−−−判別が困難(予報発信不可能・地震は発生する事が有る。)
1−−−地震発生が有る時や無い時が有る。(場合によって発信する。)
2弱−−地震発生が有るので、予報を発信する。(小地震)
2強ーー地震発生が有るので、予報を発信する。(大地震)
3−−−地震注意報。これまで地震発生が無かった事がない。
4−−−巨大地震発生の恐れあり。(台湾大地震並)
以上の事から判断して、地震予報を発信致します。
3.「何時?」の地震発生日
地震発生日の決定は、ランク値にの推移により左右されます。通常は、
3日前に予測できます。
基本的には、予測日の前後に一日ずつもうけます。地震発生期間が長
引く時は、その期間を設けます。
一度発信した日付けは、一切変更しません。(コメントは、つけます。)
それが、地震予報の確率です。
・ 表記の仕方 ・ 早めの日〜予測日〜遅れた日
・ 早めの日〜予測日ー予測日〜遅れた日
・ 例 : 2000.3/3〜3/4〜3/5 2000.3/10〜3/11ー3/13〜3/14
4.「なん時ごろ?」の地震発生時間
地震発生の時間まで分かれば最善ですが、全て同じ様に発生しません。
しかし、これまでの実績からすれば、「予測時間以内に発生した地震」は、44%
あるので敢えて時間も予測します。大きい地震ほど正確です。
地震発生時間は、一日の間に一回もしくわ二回のピークがあります。発信する
時間は、茨城県を基準としています。他の地方では、経験観測により時間を修正
して下さい。
修正時間 北海道・・30分早め、 東北・・20分早め、 近畿・・1時間遅れ
九州・・2時間遅れ、 沖縄・・3時間遅れ
南西諸島・台湾・・3時間30分遅れ
* 表し方は、下記のようになります。
・ 早い時間〜ピーク時間〜遅い時間 (例: 10:20〜12:20〜14:20 )
・ 早い時間〜ピーク時間ーピーク時間〜遅い時間
(例: 21:50〜23:50−00:50〜02:05
5.「どこで?」の地震発生場所
地震発生場所の決定は、これまでの観測から各地方ごと位いまでの分解能
しかありません。よほどの確信が有る時以外は、県別に発信致しません。
北海道、東北、関東甲信越、中部北陸、近畿、中国四国、九州、沖縄、
南西諸島、など表わし方は、下記の様になります。
例 : 九州、西日本(中国、四国)、 関東(甲信越も含む)、東北地方
南西諸島(台湾も含む)、 近畿、中部(北陸も含む)
6.「どのくらいの大きさの?」の地震規模
地震の発生規模は、ランク値におおよそ比例します。
ランク値 震度 M(マグニッチュウド)
0 1以下 1〜3
1 1〜2 2〜3
2弱 1〜3 2〜4
2強 1〜4 2〜5
3 2〜5 3〜6
4 3〜巨大地震 3〜7 及びそれ以上